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入園式

晴れて暖かくとても気持ちの良い気候の中、無事次男の入園式をすませてきた。
制服を着ることを嫌がるわけでもなく、言われた事を普通にこなしていた次男。
でもものすごく緊張してプレッシャーを感じていたに違いないんだ。

長男は入園時まったく泣く事もなく、最初の頃はむしろ元気なくらいだったので安心していたけれど、結局それは彼が無理をしていただけで、私はそれに気付いてあげられなかった。
だから今は子供たちの無理している姿や緊張が何となく分かるようになったよ。

次男には「悲しかったり寂しかったら泣いても良いよ。でも幼稚園には優しい先生やお友達がいるから悲しい事なんて全然ないんだよ。だから泣いてもすぐ泣き止みなね。」と言ってある。
だからか一生懸命泣かないように頑張っていた。
それよりも周囲の子達が大泣きしていたので泣くに泣けなかったのかも。

式もクラス活動も何とか無事終了し一安心。
大泣きしてお母さんから離れられなかった子も何人かいて、その内1人のお母さんと保護者会で仲良くなっていたので少し話した。
「もう本当に親から離れてくれなくて…。」と困ったように言っていたので「ウチだって今日は泣いていないけれど、かなりギリギリなんだよ。」と言った。
そうしたらそのお母さんから意外な話を聞いた。
私が次男から離れて教室から出た後、次男の隣でママと離れるのが嫌だと泣いているその子に「泣かないで。」と言ってハンカチを差し出したそうで…。
「すごいえらいですよ!」と褒めていただいた。

そう。私の知らないところで子供たちは頑張っているんだよね。
ハンカチを差し出した事すら忘れている次男だけれど、きっと緊張の中、彼なりに頑張ったんではないかと。
私が前から「泣いている子がいたら、だいじょうぶだよって励ましてあげるんだよ。」って言っておいたので、覚えていたのかも。

長男も次男も「頑張れ」というより、幼稚園生活を楽しんでもらえれば良いんだ。
でも規律もあるし、体を強くしたり、字や知識を学んだり、ただ楽しむってわけにはいかないんだけどね。
頑張り過ぎないことが大切なのかも。

そんな良い子だった次男が、実は最後に大泣き。
式が終わってからしばらく長男と園庭で遊んでいて、バッグと帽子を私が持っていたんだ。
いざ帰ろうとした時、門には先生が立っている。
バッグは自分で持ち、帽子もきちんとかぶる事が規則。
それを門で説明したら、絶対に帽子をかぶりたくないと怒り出した。
大泣きして怒られてなだめられて、何とか帽子をかぶり、長男が隣で次男の頭を下げさせお別れのご挨拶。
せっかく良い子だったのに残念ねー。

あとから考えたら、そういう事も前もって説明しておけばあそこまで怒らなかったんでは…と思ったよ。
今の次男は、何しろ自分がやりたくないと思った事に対しては頑固に拒否するんだ。
でも時間を掛けて説明すれば納得するんだよね。

しばらくは長男にも協力してもらって乗り越えないとだわ。

by katamon | 2010-04-10 23:59 | child-rearing