独立

土曜日久しぶりに髪の毛を切りに行ったんだけれど、いつも担当してくれる人が2月に自分のお店を出したんだ。
新しいお店は初めてだったので行き方を教えてもらってね。
前のお店より駅に近くなったので便利になったんだ。

たまたま昔友人が結婚式を挙げた教会の近くだったので何となく場所は分かったけれど、教会より奥には行った事がなくて案内通りにお店を探したよ。
住宅や空き家が並ぶ場所にさりげなく彼女のお店はあったんだ。

看板がないので入って良いのかちょっと躊躇したらドアを開けて迎えてくれた。
中は彼女好みの白を基調にしたシンプルでカワイイ雰囲気。
「アシスタントさんは?」って聞いたら、「あれ?言ってませんでしたっけ。私1人なんですよ。」って。

まるで彼女の家に遊びに来た雰囲気でとても居心地の良いサロンだったよ。
新規は紹介のみで、今までの顧客だけでやっていくみたい。
だからアシスタントもいらないんだって。
人を抱える大変さは私も分かるし、1人でやっていけるなら細々とでも自由気ままな方が良いのかも。

彼女は私と同い年なので今年41歳。
美容業界ではすっかりベテランなので独立してもおかしくはない。
ただ独立の仕方っていろいろあると思うんだ。
昔違うお店で切ってもらっていた男性スタイリストさんは、何人かアシスタントを引っ張って独立した。
そしてそのお店はいつの間にかものすごく有名になって、某雑誌のモデルやタレント御用達にまで大きくなったんだ。
今では彼の予約を取るのはかなり難しいそうだよ。

それから比べると今回の彼女の独立スタイルはかなり違う。
顧客から予約が入ったらお店を開け、適度に忙しく適度にのんびりしながらお仕事する…そんな働き方もあるんだね。
アシスタントがいない分、今までやってもらっていた雑務も全部自分でやらなくちゃならないけれど、何となく楽しそうだったよ。
何かに解放された感じ。

「看板どうするの?」って聞いたら、「一応ロゴは作ってもらったんですけど、それにもお金が掛かってね~。」って。
どんな小さな事でもお金は掛かるもの。
彼女だけのお店なんだからのんびりやれば良いわけで。

看板がなくてもお客さんはやってくる。
それは彼女の人柄と腕が良いからなんだよね。
マイペースな彼女にいろいろ教わった気がするよ。
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by katamon | 2009-06-30 11:38 | life