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不安にさせないで

この前「電気設備安全点検」のお知らせが入っていて、ウチの点検日が今日の午後になっていた。
時間帯がちょうど息子の昼寝の時間だったので面倒だなあと思ったけれど、寝入っちゃえば多少の音で起きる事はないから、そーっと寝かせて調査員が来るのを待っていた。
私も座りながらウトウトし始めた頃、チャイムの音が。
ドアを開けると、びっくりするくらい大きい声で

「わたくし!関東電気保安協会の!…」

と挨拶し始めたので、「あ、すみません…今子供が寝ているのでちょっとだけ静かに…」と言った途端、「大変失礼しました…。」と急にヒソヒソ声になってくれてね。本当にごめんなさいって感じ。
お歳は…そうだなあ…50代後半あたりかな。
家に入る時もそーっと物音を立てないようにして、「いや、そこまでじゃなくても大丈夫。」ってくらい気を使ってくれてね。

それで廊下にある分電盤の点検を始めたんだけど、フタを外して漏電のチェックをしたら、「ん?」という顔をして何度もチェックしなおしてね。
「何か、問題でも?」って聞いたら、「いや…今検査しましたら基準値をかなり越していまして…漏電の可能性があるんですよ。」とな。
そんな!!!引越しして約1年。そんな恐い状態で生活していたの?!と驚いてしまった。

「詳しく調べたいので、一度停電させていただきたいのですが…。」と言われ、すぐに部屋中の電気を消して、調べてもらった。
調べるのはあっという間なんだよね。

「はい。大丈夫です。」

え?大丈夫って?ほんとに?…と思って、「さっきの基準値越していたっていうのは?」って聞いたら「いえ、大丈夫でした。まったく問題ありません。正常ですからご安心下さい!」って言われた。
そして「異常は認められません」にチェックしてもらって、調査員のおじさまは早々に次の家に行ってしまった。

最初の「基準値越えて…」って言われた時、「他のお宅でもこういう事ありました?」って聞いたら「いえ、こちらが初めてです。」って言われたのが何か不安だったのよね。
ま、最終的に大丈夫って事だから大丈夫なんだろうな。
…たぶん、ね。

by katamon | 2006-06-15 23:25 | life